発狂 PMS 難易度表管理人の月山さんから、高難度 PMS 譜面作成のコツをいただきました!
上級者が楽しくプレイできる譜面はどんなものなのか、是非参考にしていただければと思います。
⇒発狂 PMS 難易度表サイト
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PMSをせっかく作るからには上級者向けの難しい譜面が作りたい!
という方もおられると思います。
しかしPMSはDPBMSに近い性質を持っているため
同じノート数でも少し配置を失敗すると
たちまち「クソ譜面ですね」と言われることになってしまいます。
ちょっと置いてあるレーンが違うだけでも難易度が大きく変わるのです。
さらにキーボード、アナコン、某本家様準拠コン、家庭用某本家様コンで
嫌がるパターンが違います。
一般的に動画とかで見て判断する人たちは某本家様準拠コンを基準に考えています。
基本的なことはげきからとうさんがまとめてくれているのですが
(
http://asdf.bms.ms/junk/text/9lines.html)
高難易度になってくると他にも嫌がられるパターンが出てきます。
そんな嫌がられる事が多いパターンついてまとめてみましょう。
ちなみに嫌がるかどうかは個人差です。「俺は大丈夫だぜ!」って方は気にしなくてもいいと思います。
◆1 肘配置
上の絵では無理押し処理を考えなければ
左手で5、右手で79と取ったあとに
左手で1、右手で68と取ったあとに
左手で4、右手で57と取ることになります。
順番になっています。
これが150BPM以下の8分くらいなら
左右振りの同時押しと言うことで割と余裕があるのですが
200BPMの16分とかとなると右手はともかく
左手はすごい速度でジャンプしないと間に合いません。
もしくは5を押したあと肘で1を押して支点として回転させた手で4を取る
などのアクロバットな動きを要求されます。
◆2 無茶振り
上の絵を見ると左手は4→3→2→1と素直に階段しているのですが
右手は7→8→9の後にいきなり45にジャンプさせられます。
さらに直後には左手が56にジャンプして右手はまた9に戻り
下り階段が始まっています。
さらに左手もその後1に戻って登り階段が始まっています。
これは手前までの流れで手が端に来ているため肘も使えません。
よっぽど高速で手を動かせるか手が大きい
もしくは3、7を支点とした固定指押しのできる人でない限りは
14を左手スライドで取り5は顎か第三の力で押し
その後69を右手スライドで取り5は顎か第三の力で押す
このくらいしか対処法がないです。
◆3 高速スライド
上の絵を見ると13→5→7→9→13→5・・
というのが繰り返されています。
13の同時は左手、7→9は右手ですが5はどうするでしょう。
13の同時押しのペースを崩さないために右手で579を取るにしても
左手で13→5右手で7→9と両手を使ってリズムを取るにしても
横移動で取る必要があります。
これが早いBPMだとすごい速度で滑らせ続けなければいけません。
手袋をするなどしないと引っ掛かったり手を痛めます。
顎を使えるか第三の力で5を押せる人には楽かもしれないですが
一般的には嫌がられる事が多いです。
◆4 3つ以上移動する片手トリル
上の例を見ると右手は79を8分で刻んでいますが
左手は1→4→1→4・・・と長い間トリルしています。
これも指で14が届く人と第三の力を使える人はまだ楽ですが
そうでない人はずっと高速移動を強いられてつらいです。
似たようなパターンに5混ざりのシンメトリがあります。
上の絵では19→357の繰り返しですが
これもBPMが早いとどっちの手で5を取っても戻りがきびしいです。
よほど耐性がないかぎり顎か第三の力を使わないと崩されてしまうでしょう。
先にあげた高速スライドの要領でやれなくもないですがしんどいです。
全て極端な例ですがどのパターンも無理押し、準無理押しと同じような物で
多用しなければアクセントとして崩しとして面白いです。
またどれも早い間隔でなければそれほど無茶ではないです。
どの程度が早いになるのかは個人差ありますが
つきやまさん自身はBPM×分が2400(BPM150の16分相当)
以上になったときは警戒するようにしています。
その場合は3つ以上の移動は置きすぎないほうがいいと思います。
これ以外にも
・高速で手の入れ換えがある5軸または46軸
・高速で手の入れ換えのある中央トリル
・両手を広く使っている発狂中のとっさの14、69
・LN押しながら同じ手で何かを押す
なども人によっては嫌がるので多用には注意しましょう。
また
・ずっと1バス
・7keyBMSをただ左右に分割したもしくは移動しただけの感じな配置
は難易度的なものではなくPMSとして面白くないといわれやすいです。DPと一緒ですね。
なんにしても高密度・高速になればなるほど
「どっちの手で取らせたいのか」「ボタンを押した後の手の位置はどうなっているのか」「その後どう移動させるのか」「それは物理的に間に合うのか」
を頭の中でラインを作って配置する必要があります。
テストプレイする環境がない人にはなかなか難しいですが頑張りましょう!
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